2008年06月09日

源氏物語聞きかじり1

今年は源氏物語ができて千年ということで、京都の各所でイベントが開催されています。講演も聞かせていただくことが多く、少し源氏に詳しくなりました。ひらたや本店のある宇治市も「源氏物語のまち」ということですので、聞きかじりで源氏物語を解説させていただきます。

まず、源氏物語の原本には3つの系統があります。

1 藤原定家による青表紙本 

2 源光行・親行の父子による河内本

3 上記二系統に含まれない伝本を一括しての便宜的名称(従って共通の性格を持つ一系統の本文ではない)である別本

青表紙本は藤原定家が家中の女性達を動員してを書写させたもので、明月記にその記録があります。

河内本は、光行・親行がともに河内守を歴任しているため河内本の名称がつけられました。
現在青表紙本の最善本とされるのは「大島本」です。

こうして書くと、昔から源氏物語は書籍の形で読まれていたように思われますが、正しい源氏物語の鑑賞は、「絵を見て、物語を耳で聞く」ことなのです。高校の頃に「平安時代の発音を再現した源氏物語の朗読」というテープを聞かせてもらいましたが、生徒が爆笑するくらい今の日本語から遠いものでした。
ujigawa_20s.jpg ujigawa_11s.jpg

宇治といえばやっぱり橋のイメージでしょうか。



 


posted by ひらたや at 23:35| 京都 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 源氏物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そのテープ、私も聴きました。
クラス全員、大爆笑だったのを今も思い出します。
宇治はいろいろな歴史があって素晴らしいですね。
Posted by 悠々 at 2008年06月10日 08:32
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